脱毛ワックスで、毛を抜く

ワックスでムダ毛処理ワックス脱毛とは、粘着性の高いワックスを使ってムダ毛を一気に処理する方法のことです。

片面にワックスを塗ったテープタイプやシートタイプのほか、水性と油性の2種類から選べる液状ワックス、溶かしてから使用する固形ワックスなどさまざまな形状のワックス脱毛が市販されており、好みで選んで使えます。

市販品以外にも、エステや脱毛サロンなどの専門店で行うワックス脱毛もあり、海外ではセレブな女性や女優たちの常識になりつつあります。

ワックス脱毛の良いところ、悪いところ

良いところ

手軽にムダ毛を処理できる

ワックス脱毛の使い方は簡単で、シートや液状ワックスを脱毛したい部分に塗るだけです。

あとはワックスをはがせば、一緒にムダ毛もごっそり取れるので、初めての方でも全身ツルツルスベスベに仕上げられます。

短時間で全身脱毛できる

液状ワックスは伸びがよく、手足や背中など広い範囲でも短時間でまんべんなく塗ることができます。

ワックスを塗ってからはがすまでの時間も短いので、忙しい方でもあっと言う間に全身をお手入れできるところがメリットです。

悪いところ

毛穴トラブルのリスクがある

毛抜きと同じく、ムダ毛を力ずくで引き抜くという作業は、肌に大きな負担をかけてしまいます。

特にワックス脱毛の場合、電動毛抜きよりもさらに広い範囲を一度に処理するので、痛みも刺激もピークに達します。

もちろんワックスの形状や商品によって多少の違いはありますが、毛穴まわりに炎症を起こす毛包炎や、ムダ毛が皮膚に埋もれる埋没毛のリスクが高いのは間違いないでしょう。

ムダ毛を伸ばす必要あり

ワックス脱毛は、ワックスとムダ毛の密着力が強ければ強いほど効果がアップします。

ワックスの粘着性は強力ですが、肝心のムダ毛が短すぎるとうまく絡み合わず、脱毛の効果も低くなってしまいます。

ワックス脱毛でムダ毛を残さずツルツルに仕上げるには最低でも5mm~1cmほどの長さが必要なので、それまでムダ毛を処理できないのは問題ですね。

どんな部位に向いてる?

向いているところ

シートタイプは部位によって貼りにくいところがありますが、液状ワックスなら全身どこでも使えます。

たとえば国内外で有名なブラジリアンワックスは、デリケートなビキニラインを処理する方法として有名です。

向いていないところ

特にありませんが、痛みに弱い方は脇毛やアンダーヘアの処理は避けた方がよいかもしれません。

ワックスを使ったムダ毛処理の方法

基本的な使い方

脱毛テープ、ワックスシートの場合

まず脱毛する部位をきれいにし、乾いた状態にします。肌が濡れていると粘着力が低くなるので注意しましょう。

テープやシートは貼る部分に合わせてサイズを選び、空気が入らないように気をつけながらぴったりと肌に貼り付けます。

シートと肌がしっかり密着したら、時間をおかず、すぐにシートをはがします。このとき、毛の流れに逆らう方に向かって、一息にはがすのがポイント。ゆっくりはがすとかえって脱毛効果が弱くなるので、思い切ってやるのがコツですよ。

水性ワックスの場合

肌を清潔にしたら、スパチュラなどにワックスを取り、ムダ毛全体を覆うように厚めに塗っていきます。

すき間なく塗ったら、上からストリップと呼ばれる紙をあてます。

しばらくするとワックスが乾いて固まるので、あとはシートごと一気にはがすだけ。テープと同じく、はがすときは毛の流れにさからうのがポイントです。

水性ワックスは砂糖やはちみつをベースにしているので、肌に残ったワックスは水で洗い流すか、ウェットティッシュでふきとるだけでもきれいになりますよ。

油性ワックスの場合

松ヤニベースの油性ワックスは、常温ではやや固まっていて、そのままでは肌に塗ることができません。

熱を加えれば一時的に液状になるので、使う直前に専用の容器に入れて火にかけるか、レンジでチンして下準備しておきます。

ある程度冷めたら、あとは水性ワックスと同じ手順で肌に塗り、ストリップを貼って毛流れに逆らってはがせば、ムダ毛をまとめて処理できます。

固形ワックスの場合

原料は油性ワックスと同じですが、ストリップは使用しないので、ワックスはやや厚めに塗ってムダ毛との密着性を高めます。

ワックスが完全に乾いたら、毛の流れとは逆方向に一気にはがします。

うまくムダ毛を抜くためのアドバイス

溶かすタイプはヤケドに注意

水性、油性、固形ワックスなど、温めて溶かすタイプのワックスは取り扱いに十分気をつけましょう。

温めて液状にする時はもちろんですが、熱い状態のままワックスを塗るとヤケドをしてしまう可能性があるのです。

特に固形ワックスは厚めに塗るぶん、乾くまで時間がかかるので、低温ヤケドしないよう注意しましょう。

油性ワックスはクレンジングで落とす

水性ワックスは水で簡単に洗い流せますが、油性ワックスは水となじまないので、普通に洗っただけでは成分が肌に残ってしまいます。

ワックスが残ったままだと肌に余計な負担をかけてしまうので、メイク用のクレンジングオイルを使ってきれいに落とすのを忘れずに。

ワックスを選ぶポイント

初心者はワックスシート、水性ワックスから

ワックス脱毛のうち、一番脱毛効果が高いのは油性ワックスや固形ワックスです。

短い毛にもしっかり絡むので、全身どこに使ってもツルツルスベスベに仕上がりますが、原料に松ヤニを使っているため、人によってはアレルギー反応を起こす可能性があります。

もともと油性・固形ワックスはサロンで使うプロ仕様のものなので、一般人の女性が自宅で使うワックスとしてはあまりおすすめできません。

一方、ワックスシートや水性ワックスは肌にやさしく低刺激なので、ワックス初心者の方はまずはこの2つから始めてみてはいかがでしょうか。

脱毛テープをおすすめできない理由

脱毛テープは貼ってはがすだけでムダ毛を処理できるので、ワックスシートと同じと思われがちです。

ところが、粘着力はワックスシートに遠くおよばず、ワックスというより粘着テープに近いものと思っておいた方がよいでしょう。

粘着力も低いので、毛が太い脇やデリケートゾーンに使っても脱毛効果は期待できません。

かといって、顔の産毛とりに使うには刺激が強いので、ちょっと中途半端な商品と言えそうですね。


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